「東大山笠 子ども食堂」に対する区民の皆様からのご意見について

 令和3年5月30日(日)に「東大山笠子ども食堂」を初開催したあと、当方や区役所などに区民の皆様より様々なご意見を頂きました。中には単なる誹謗中傷のたぐいや嫌がらせ等もございましたが、皆様のご意見を真摯に受け止め「子ども食堂」の活動が区民の皆様に理解され、応援して頂ける方々が増えていく事を目標にスタッフ一同取り組んで行きたいと思います。

Q.新型コロナウイルスの感染が拡大している緊急事態宣言中のこの時期になぜ開催するのか?

A.新型コロナウイルスの感染蔓延が長期化する中、思うように仕事が出来ずに収入が激減している子育て世代の家庭が増加しています。厚生労働省からも緊急事態宣言下ではあるが、子どもの居場所活動はできる限りの感染症対策をしながら続けて欲しいとの通知が出ています。この時期だからこそ、やらなければならない活動であると思っています。

 

Q.東大山笠が子ども食堂を開催するのを役所や戸畑祇園大山笠振興会(以降振興会)は何故認めたのか。注意すべきだ!

A.子ども食堂は民間の活動であり、行政はコロナ対策の通知は出せても、中止勧告などはできません。

振興会も競演会の開催を主な事業としており、関係団体が実施している祭り以外の活動について干渉する事はありません。また中止させる権限も無い為、中止させる事は出来ません。

 

Q.神社も迷惑しているのでは無いか?

A.飛幡八幡宮も「子ども食堂の趣旨」に賛同しています。子ども食堂の運営・活動には関与していませんが、開催場所の提供等で手厚いご支援ご協力をして頂いています。

 

Q.コロナになったらどうするんだ!

A.こども食堂ネットワーク北九州(事務局:北九州市子ども家庭局・子育て支援課)指導のもと、衛生管理や調理マニュアルに従い感染症対策を実施しています。100%完璧かというと専門家では無いのでわかりませんが、「北九州市の子ども食堂の中ではトップクラスの感染症対策を行っている」との評価を頂いております。今後も現状の対策に満足せず、さらなる衛生管理に努めていきたいと思います。

 

Q.なぜ、祭りの団体が子ども食堂をしているのか?

A.東大山笠では戸畑祇園の活動の中で、大量調理をおこなっており、調理施設や調理器具も備えています。夏場の食中毒が発生しやすい状況でも衛生管理を徹底し、何十年と調理してきた実績があります。子ども食堂開設に関する初期投資も少なく済み、普段よりボランティア活動をしている運営スタッフも十分確保できる事から、今回、地域との共生を目標に子ども達の居場所を提供する「子ども食堂」の開催を決断しました。

→なぜ東大山笠が子ども食堂を始めるのか?

 

Q.中学や地元では太鼓の練習とかはできないので、子ども食堂で太鼓の練習もすると聞いている。こんな時にそんな事をするのはおかしい。振興会が止めるべきだ

A.伝統文化の勉強を子ども食堂で行う事は良い事だと思っています。一部のメディアに紹介されたので、誤解されたのかもしれませんが、コロナウィルスの感染が終息してきたら、地域と子ども達の交流の為、様々な企画を検討していきたいと考えています。太鼓をたたく体験も様々な企画の中のひとつなので、緊急事態宣言下の今すぐにやるという事ではありません。

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